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ドル方向感ない

NY市場では朝方のムードはイエレン財務長官・パウエルFRB議長が議会証言で米国経済の回復の見通しに自信あり、またバイデン政権の新たなアドバルーンの大型|インフラ計画3兆ドルへの期待感なども支援材料となり、米国債売りが優勢になり10年国債利回りが1.64%台に上昇するにつれてドル円も一時108.96円まで上昇する場面もあったが、早朝の経済指標の冴えない指標に調整で金利低下。ドルも軟調。米2月耐久財受注(結果▲1.1%、予想0.8%、前回3.5%)の大幅悪化や、米3月製造業PMI(結果59.0、予想59.3、前回58.6)の低調な指標結果を受けた。

欧州は軒並み発表された3月PMI速報値が市場予想を上回ったものの、新型コロナワクチンの配給状況が予定より遅延するとか。。コロナ第3波への懸念が強まり、ECBのPEPP購入が早く導入されるとの観測もあり、ユーロドル売りが米系短期勢のSTOP LOSSの売りが持ち込まれて1.1810ドルまで下落した。|

さて相変わらず。。。動きが緩慢な東京市場は本日はゴトー日ながら仲値の不足は通常並みの模様。

テクニカル的に下値の目途は昨日安値108.45円や12日安値108.34円とし、上値の目途は昨日高値108.96円や節目の09円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


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