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X´mas 控えて閑散

日経平均株価は下げ幅拡大後、買い戻しもあって下げ幅を縮小。それに伴いドル円は一時103.46円まで上昇したものの、上値も重く安値103.28円との狭い値幅で、殆ど103.40円付近で膠着状態。午前中のTOPIXはマイナス0.88%とあっても、後場は日銀のETF買いは観測されてない模様で、むしろ年末に向けての利益確定売りが強く大幅に下げた。しかしドル円は103.40円付近で動意はない。

欧米市場では既にクリスマス休暇入りしている市場参加者が多い中、取引は閑散が続きそうだ。また米国での主要経済指標は第3四半期GDP確定値や、米11月中古住宅販売件数、米12月CB消費者信頼感指数などの発表があるものの、結果への反応も限定的と思われる。

引き続き新型コロナ感染・EU離脱問題などの続報に注視。ドル円は104円を背に戻り売りの姿勢。

テクニカル的にドル円の下値の目途は節目の103.00円とし、上値の目途は昨日高値103.89円を意識し、株価と米長期金利をにらむ展開となろう。


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