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今週の視点

今週も米長期金利の動向に注目されるなか、焦点は22日開催のECB理事会で金融政策現状維持とはいえパンデミック緊急買い入れプログラム(PEPP)の買い入れ縮小などラガルド総裁の記者会見で言及されるかに注目。

またワクチン普及関連のニュースなどを注視しながら米経済指標で注目されるのは22日新規失業保険申請件数・3月中古住宅販売件数、23日4月マークイット製造業・サービス業PMI、3月新築住宅販売件数などに注目し、FRBが早期景気回復に対して慎重な見方に変更はないものの、発表される米経済指標が堅調な指標となっており、ドル円はリスク回避的な売りは強くなく、方向感もなく108円台と109台のレンジ相場がつづきそうだ。

テクニカル的にドル円の下値の目途は3月23日安値108.41円を割り込むと節目の108.00円とし、上値は節目の109円を抜けて一目均衡表の転換線109.29円を超えると基準線109.68円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開


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