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ドル買い一旦一服

日経平均株価は小幅上げからマイナスに転じるなど、前日までの2営業日で1000円超上昇したことを受けて利益確定売りが優勢となった。また米長期金利の低下や本邦輸出企業の3月末を意識したヘッジ売りが持ち込まれてドル円も心理的な節目の105円割れとなり、さらに104.90円割れでストップロス売りも観測されて104.84円まで下げた。
日経平均株価は午後も利益確定売りが優勢となったが結局プラス圏を維持し、ドル円は一目均衡表の転換線104.91円を下回った水準で小康状態。

本日は特段の米重要経済指標もないが、米国債3年物で580億ドルの入札が行われる。明日・明後日と続き過去最大の入札金額となり、長期金利への影響に注目。

ドル円は再度レンジ相場が続きそうで、105円台前半への戻り売りスタンスとしたい。 ストップロス買いは200日移動平均線の105.56円とする。

テクニカル的に下値の目途は2月1日安値104.61円とし、上値は本日高値の105.26円や昨日高値105.67円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


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