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米1月雇用統計待ち

米追加経済対策の期待を背景に、米株の上昇に伴い日経平均株価は上げ幅拡大となった。ドル円は仲値決定前に本邦輸出の売りが持ち込まれて105.47円まで下がる場面があったものの、午後日経平均株価は米景気改善への期待感から海外勢の買いで上昇するに連れて105.55円付近まで戻して小確り。

本日は米1月雇用統計の発表待ちで、非農業部門雇用者数の予想はプラス5万人。前回はマイナス14万人であったが、市場は予想を上回ると期待しており、余程のネガティブサプライスでない限り上値を試すと思われる。ただ、105円ストライクの大き目なドルコールオプションを本日NYカット(東京時間0時)に迎えるので留意したい。

ドル円は軽く買い持ちであり、105円割れにストップ売りを置くとする。

テクニカル的に下値の目途は昨日安値104.98円とし、上値は昨年10月20日高値105.75円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


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