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CPI予想下回りドル軟調

市場の焦点は米10年国債の入札に向いていたものの、その前に米CPI(コア)が前年比1.3%と予想1.4%を下回ったことや来週3月19日の日銀金融政策決定会合において「日銀、国債金利がより柔軟に動く方法を政策点検で検討-関係者」との報道に加え、予想を下回った米CPIを受け、ドル円は一時108.34まで下落。
東京時間今朝3時入札が冴えない状況であったことも影響は舷梯となるも上値が重い状況。

本日はECB定例理事会が開催されますが、米国の金利上昇への容認姿勢とは違い景気回復の遅れに対して長期金利の上昇には警戒感も強い。またユーロ高への明確な牽制が発表されるかで。。。発表がない場合は一時的にドルは買いでPOPUPの動きもありそうだ。
また新規失業保険申請件数と米30年国債入札が結果に注目。

テクニカル的にドル円のチャートの一目均衡表の転換線・基準線。。。200単純移動平均線などを依然としてサポート要因。
下値の目途な3月8日安値108.27円や心理的な節目108.00円とし、上値の目途は昨日高値108.92円を意識し、株価ト米長期金利を睨む展開


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