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FOMC議事録公表待ち

主要なイベントが終わり市場は米国経済指標の発表結果を睨みながら大きくはポジションを傾けにくい状況。
昨日の米4月住宅着工件数が156.9万戸(予想170.4万戸)を下回ったことを受けて米長期金利の低下→ドル売りへ。ドル円は109.02円付近から108.84円まで下げた。昨日は東京昼行灯市場では下向きの通貨オプションのドルPUT買いが日中散見されていたが15時東京CUT過ぎから本邦の輸出は下向きのドルPUT買いをさらに持ち込んだことで109円割れ・・・・そして上値が重くなった。
日本株では公的年金PKOが派手に断続的に出動で630円超まで上昇した。

一方欧州では英国がロックダウンを緩和の方向に舵を切り出したことが好感されてまず買い戻しで1.4215ドルまで上昇後1.4180ドル付近まで低下後はもみ合い1.4189(東京早朝7:09現在)
ECBによる早期のテーパリングへが浮上し1,2234ドルまで上昇した。

本日の焦点はFOMC議事要旨(4月27・28日)公表で、来月開催されるFOMC(6月15・16日)に向けて見極めたいところ。
また下記のFRBメンバーの発言に注目
23:00 ◎ ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
20日00:35 ◎ ボスティック米アトランタ連銀総裁、インタビュー

米長期金利軟調でドル戻り売り維持

テクニカル的にドル円の下値の目途は一目均衡表の基準線108.63円を割り込むと5月7日安値108.34円とし、上値は昨日高値109.28円を超えると一目均衡表の雲の上限109.70円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開


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