*

ECB金利据え置き

ドル円の大き目なオプション108.00円(1.6BIL)と108.30-40円で(2.6BIL)がNYKCUT(日本時間11時にROLLL OFF)されてたものの、NY時間の高値108.23円と安値108.82円となった。
米経済指標で新規失業保険申請件数が予想61万件のところ54.7万件と前回に続き減少したことを受けてドル円買いは優勢であった。
ただ、バイデン大統領が富裕層(100万ドル以上=日本円1億800万円相当)に向けのCAPITAL GAIN税増税案現行20%の→39.6%そしてオバマケアへの資金充当分3.8%分を加算すると43.4%になる可能性提示報道を受けて米朝金利の上昇に藻なった。当然米株市場は湖の増税安に敏感に反応してS&Pは即売られた。

一方ECB定例理事会では予想どおりの金利据え置き、しかし注目のラガルド総裁が欧州経済への楽観的な見方を示唆したものの、「PEPPの段階的な縮小議論は時期尚早」との発言を受けてユーロドルは昨日節目の1.20超えのSTOP OUTした米系短期勢が再度1.20割れて1.1994ドルまで下げた。

ドル円は来週後半からのゴールデンウイークに向けての本邦輸出勢特に自動車メーカーの売りORDERが水準を下げておきはじめており上値は抑制108.50 UPPER は重くなりそうだ。

テクニカル的にドル円の下値の目途は今年の安値1月6日102.59円と高値3月31日110.97円のフィボナッチの戻し38.2%107.77円とし、上値の目途は昨日高値108.23円や3月23日安値108.41円円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


 - ドル円