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FOMC待ち

市場は本日からスタートする米FOMC、明後日18日の日銀の結果と英中銀ベイリー総裁記者会見と、今後の金融政策方針の再確認をするために様子を見ながらの展開となりそうだが、米系短期勢は米長期金利の上昇にBETしており、総じてドル買い持ち・・・

さて昨日は米3月NY連銀製造業景気指数が17.4と予想(15.0)以上に上昇し、2018年11月来で最高値となったことを受けてドル買い優勢ながら、欧州勢参入後のドル円高109.36円を超えてゆく勢いはなく、NY市場では109.24円が高値となり、中銀の会合をひかえて利食いの調整売りで上値が限定となった。

ユーロドルはユーロ圏内の新型コロナウイルスワクチンでアストラゼネカ製の使用をドイツを筆頭に11カ国が使用を取り止め、混乱が回復を遅らせるとの懸念でユーロ売り圧力となった。

ドルの方向感はなさそうで、高値水準のレンジとなりそうだ。109.50を頭に・・・当面心理的な節目の110.00と一目均衡表の月足の雲の下限110.51・・・など

さて、本日も東京市場は冴えない展開となりそうで、実需のCOVER主体となる展開となりそうだ。
テクニカル的にドル円の下値の目途は昨日安値108.92円を割り込むと12日安値108.49円とし、上値は昨年2月7日安値109.53円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


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