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市場は根強くインフレ警戒感

FRBメンバーの連銀総裁は連日テーパリングは時期尚早とは言うものの、市場は根強くインフレ警戒感があり、中国の4月PPIが前年比+6.8%上昇を背景にコモディティ商品価格が上昇し、NY市場では米系ファンド勢が株式市場からコモディティに一部資金シフトしたり
するなか、3年国債入札の応札率はそれなりに。ただ0.2%テールで低調な雰囲気・・・本日発表予定のCPIを前に10年国債利回りは一時1.6290%台に上昇後1.62%で引けた。

ドル円は東京時間108円台後半では本邦の輸出勢がドルPUTで下値ヘッジ105-106円買いが多く持ち込まれた。明日109.00円ストライクドルコールが108.95-00円で2.0BILありのガンマ売りも抑制したようだ。

本日のCPIに注視ですね。昨年コロナ禍とはいえ前年比+3.6%、ですからね。
109円を背にして戻り売りのスタンス。

テクニカル的にドル円の下値の目途は昨日安値108.35円や7日安値108.34円とし抜けると節目の108.00円とし、上値は昨日高値108.98円や節目の109.00円を抜けると7日高値109.29円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開


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