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今週の相場予想

本日は米国が独立記念日の振り替えの祝日でNY市場は休場。

注目の米雇用統計の非農業部門雇用者数(NFP)は予想72万人以上の85万人であったが、失業率が予想5.8%から5.9%に増加したことで一時110.95円まで下落後111円台前半で、しかし3連休を控えての調整で米長期金利低下に伴い上値が重。

今週は週初が独立記念日でNY市場祝日休場とあって本格的に注目されるのは6日米6月ISM非製造偉業景況指数と7日公表されるFOMC議事録となり、ドッドチャートでFRBメンバ―が金利先高感強めた内容が明確になる。

今後、どのみちFRBが事前に量的緩和のサインを発表されるとのパウエル議長発言から、経済指標の結果に対して市場のテーパリングへの思惑とのシーソゲームは続きそうだ。

基調はドル堅調地合いは続きそうで押し目買いスタンスのなか、上値を試す場面もありそうだ。

テクニカル的にドル円の下値の目途は一目均衡表の転換線110.43円を割り込むと節目の110.00円とし、上値は7月1日高値111.64円や昨年3月24日高値111.72円を超えると節目の112円を意識し、株価ト米長期金利を睨む展開


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