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米CPIに続き今夜のPPIの結果次第

ドル円は米4月CPIとコアCPIが予想外の伸びを背景に長期金利上昇を受けて米株下げに日経平均株価の下げ幅拡大を受けても仲値前に108.79円まで上昇後は本邦実需売りで108.48円まで低下した。日経平均株価は午前中に一時600超下げたものの、後場は下げ幅縮小後にさらに下げ幅拡大して700円強下げたがドル円は109.60円付近で下げ渋り。

本日は昨日の4月消費者物価指数に続き東京時間21:30に予定されている米4月生産者物価指数に注目で市場予想を上回る結果となれば、インフレ懸念が強まり→米長期金利上昇→ドル高となり110.00を試すと思われるので注視。
また30年国債入札(270億ドル)が好調となるか否か注目。

ドル円は下値は底堅く109円台半ば手前で打診買いをしている。

テクニカル的にドル円の下値の目途は一目均衡表の雲の上限109.47円を割り込むと節目の109円とし、上値の目途は本日高値109.79円を超えると節目の110円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


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