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ドル円は様子見

ドル円は日経平均株価の軟調地合いを受けても週末需要で前場に一時103.61円を付けた。午後は日経平均株価の下げ幅縮小にもドル円は103.58円付近でもみ合い。欧州勢参入後は103.65円までじり高となった。

本日は欧米市場で東京時間17時以降は1月の製造業・サービス業PMI速報値の指標発表が目白押しとなっており注目。また米経済指標では米12月中古住宅販売件数も注視したい。主要なイベントも無事通過し、サプライズな動きもなく方向感を探るなか米系短期勢は既にポジション調整も大方終わり、本邦実需勢も様子見感が強く来週の米FOMCに焦点を合わせており動意は限定でレンジ相場を抜けるとは思われない。よって、突発的なニュースにより極端に上下に動いたときに逆張りする以外は様子見としたい。

テクニカル的にドル円の下値の目途は昨日安値103.33円や心理的な節目103.00円とし、上値は昨日高値103.67円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


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