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バイデン大統領のインフラ投資計画発表

アジア市場・欧米市場ともに焦点はバイデン大統領のインフラ投資計画を控えて。。また月末特殊事情など合わせて比較的ドルは米長期金利の上昇に連れて顕著に推移した。ドル円はアジア市場で一時110.97円まで上昇後、欧州・NY市場の狭間で110.41円まで弱含みとなった。しかし早朝アジアで付けた安値110.28円は付けず。

ピッツバーグのカーペンターズ・ピッツバーグトレーニングセンターでバイデン大統領がインフラ投資計画「AMERICAN JOBS PLAN」を発表した。事前の予想通り財源として法人税21%→28%に変更の提案。そして向こう8年間で2兆ドル(220兆相当)を第一部として発表し、あとは数週間後に発表すると表明した。

* この計画の核心部分。この計画では、交通インフラを近代化します。道路、橋、空港を近代化します。そして、重要な方法で経済を成長させます。とりあえず10橋の架け替えですね、2万マイルのハイウエイ・道路・大通りを近代化する。

市場の反応は限定で既に織り込み済み。。財源については共和党と厳しい交渉となろう。

また年収4万ドル以下の国民には増税はしないと公約通り。

テクニカル的にドル円の下値は昨日安値の110.28円とし、上値は心理的な節目の111円を超えると昨年の3月26日高値111.30円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開


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