ドル円が円高方向へ またもや103円台
昨日、ドル円が円高方向へ動き、またもや103円台へ突入してきました。前日の長い下ひげを早々に打ち消す動きを見せており、今回は少し下押し圧力が加わるような気がします。一方、ユーロ円は、まだ10日の陽線の胴体部分の内側をキープしており、上昇傾向を継続する中期の移動平均線が下支えとなっているようです。結果的にユーロ円よりもドル円の下落幅が大きく、ユーロドルはじり高のチャート形成を継続していますね。
この動きが続くとすれば、ドル円は下向き、ユーロドルは上向き、ユーロ円は横ばいといった感じでしょうか。ポンドが不安定な動きを継続しており、これが他の通貨ペアに若干の影響を与えているのは否めないところですが、どうもポテンシャルとしては、ドル安の方向で見ておいて良いような気がしています。
オージー米ドルのチャートを見ても、それは感じ取ることができます。３本の移動平均線が上向き傾向を継続しており、実体線が３本の移動平均線の上方に位置しており、典型的な上昇トレンドを描いています。
問題は、この動きが持続性を伴ったものかどうかという点ですが、これは後になってみないと分からないと思います。ただ、直近のチャートを見る限り、今回はドル安にポジションを傾ける価値はあるような気がしています。