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株価と米長期金利の動向次第

ドル円は日経平均株価の上げを受けても仲値決定前にじり安基調となるも早朝の安値105.35円には至らず、内外のコロナワクチン普及を好感・米追加経済対策期待感で海外勢の買いが強く明日のパウエル議長の議会証言などを背景に米長期金利の上昇に連れて19日高値と同牛準の105.74円まで上昇した。午後は米シカゴダウ先物が下落や明日日本が祝日休場で日経平均株価は手仕舞いの売りなどが観測されてドル円の上値も重く105.65円前後でもみ合いとなった。

本日は特段の材料は乏しい中、日本時間22:45分からのラガルドECB総裁の講演に於いて金融緩和政策やユーロ高への言及に注意したい。

米長期金利は上昇ながらドル円は106円を背に戻りの打診売りの予定。

テクニカル的に下値の目途は本日安値105.35円や一目均衡表の転換線105.31円とし、上値の目途は本日高値105.74円や節目106.00円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


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