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米長期金利上昇一服

ブレイナード理事が、利回り上昇が継続し、経済活動を阻害し始めれば懸念すると発言したことが米長期金利の上昇を抑制しましたね。
一旦警戒感で様子見ですね。もっとも米長期金利の急騰はMBSローンのコンベクシティヘッジが債券の売りを引き起こしたのが大きな要因ですからね。其れを見越していた米CTA系が仕掛けてクオンツ系ファンドのヘッジであのような動きに1,61%台へ・・・
今朝は10年国債利回りは1.3980%で推移・・乱高下が続いてますね。、その点ドル円は我関せず・・・先週から米系短期勢は日銀の金融政策への深堀りをはやし立てて特にCTAはJGBショートカバーに流動性の薄い中仕掛けたが、たかが4100枚の決済枚数、5年ぶりに長期金利上昇となった。2016年のYCC導入以来でした。

さて本日は明後日の2月米雇用統計発表前の前哨戦2月ADP民間雇用者数が予想17.7万人(1月17.4万人)の発表予定。予想を上回れば2月米雇用統計への期待感が高まりそうだ。
ドル円はロンドンフィクシングで売りが入り上値が抑制されたようだ。
ポンドはCTAが先物売りまくりその後買い戻したようで…値動きが相変わらず荒い。

心理的な節目107円目の前で足踏み状態・・
テクニカル的にドル円の下値は3月1日安値の106.37円とし、上値は昨日高値106.96円や心理的節目107円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開


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