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今週の相場予想

先週のFOMC会合も大方の予想通り、ただパウエル議長はテーパリングに慎重姿勢また世界中で新型コロナのデルタ株感染拡大中。

今週の注目は米経済指標でパウエル議長が「労働市場の回復が程遠い」との発言から6日7月米雇用統計の非農業部門雇用者数(NFP)であり、雇用関連指標の前哨戦の4日の米7月ADP雇用統計、本日2日の7月ISM製造業景況感指数や4日の非製造業景況感指数の結果が市場予想を上回った場合は市場の憶測で、米長期金利上昇に伴いドルの底堅さが再度認識され上値を試す展開も想定するものの、債券市場ではある程度テーパリングへの織り込みがあり、金利上昇も経済指標次第で限定となる可能性。

テクニカル的にドル円の下値の目途は一目均衡表の雲の下限109.30円を割れると7月9日安値09.07円や節目109.00円を抜けた場合は5月24日安値108.70円とし、上値は一目均衡表の雲の上限110.13円を超えると7月22日高値110.59円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開


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