*

今週の相場予想 10/11~

先週末の雇用統計は非農業部門雇用者数が予想50万人から大幅に下回り19.4万人とヘッドラインを受けて瞬間111.51円までさげたが、失業率4.8%と予想5.1%を下回り、平均時給は前年比4.6%で予想通りの4.6%となったが、前月比+0.6%上昇したことを背景に112.25円まで上昇した。米長期金利10年国債利は発表直後に一時1.55%台に低下したが、市場はFRBが年内でのテーパリングの動きを想定して2022年12月の利上げを織り込んだ動きが顕著となり、10年国債利回りが1.6159%まで上昇する場面があった。

以上の状況下今週の焦点は米経済指標の結果に注目。
10月13日米9月消費者物価指数 予想+0.3% 前回+0.3  コア指数 +0.2 % 前回+0.1%
10月14日米9月生産者物価指数、予想10.6% 予想とFOMC議事要旨
10月15日米9月小売売上高 予想-0.2%、前回+0.7%、米10月ニューヨーク連銀製造業景況指数、予想25.0 米10月ミシガン大消費者信頼感指数、予想73.5
FRBメンバーの発言も アトランタ連銀ボスティック総裁、ブレイナードFRB理事、リッチモンド連銀バーキン総裁、フィラデルフィア連銀ハーカー総裁、ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁などの講演が予定されており、タカ派発言が続くと米長期金利が追い込みの動きの中でも上昇余地もあり、堅調地合いが続くものと思われ、ドル円の地合いも強くテクニカル的には2019年4月24日高値112.40円を超えると節目の113円が視野に入る。


 - ドル円