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米長期金利上昇は一服

ドル円は日経平均株価が高値水準警戒感による利益確定売りで下げ基調のなか、久しぶりの106円の大台とあって実需売りが上値を抑制し、早朝の高値106.22円以上は重い。日経平均株価の下げ幅縮小にも関わらず、米長期金利の上昇の失速を受けてドル円は106円を割れて105.84円までじり安となった。

本日は日本時間22:30に予定されている米1月小売売上高(予想前月比:+0.5%)や、18日朝4:00に発表される米FOMC議事要旨(1/26-1/27、会合時に早期テーパリングについての議論の行方の確認)。一旦打診買いの利益確定をしており、欧米市場が一巡して200日移動平均線105.51円手前への下押しがあれば再度買う予定。

テクニカル的に下値の目途は200日移動平均線105.51円とし、上値の目途は昨年9月7日高値106.30円を超えると9月4日高値106.51円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


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