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米経済指標次第

ドル円は日経平均株価の上げ幅拡大にも拘らず米長期金利低下に伴い朝の高値105.91円から一時105.71円までじり安となった。後場も本邦年金基金から日経平均株価の利益確定売りが強まりマイナスに転じる中、ドル円は105.88円前後で一進一退となった。
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連日の堅調な米経済指標に注目するなか、本日発表される米1月住宅着工件数(予想:165.8万件、前月比▲0.5%)、米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:20.0)、米新規失業保険申請件数が良好(予想:76.5万件)な結果が予想を上回るか、米長期金利の動向にも警戒感が強い。

直近は水準の高いレンジが続きそうで200日移動平均線105.50円をベースに下押しは打診買いで、106.50円手前へのラリーは打診売りとしたい。

テクニカル的に下値の目途は200日移動平均線105.50円とし、上値の目途は昨日高値106.22円や昨年9月7日高値106.30円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開


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